僕の彼女のヒロミ
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バイト先での話。漏れ=ユウジは、なんでか知らんが女子受けがよく、その新しいバイト先でも直接声をかけられはしないものの、
女の子達の間に「ユウジ君いいよね」という声があるのは聞こえていた。彼女=ヒロミもそのうちのひとりで、同期のバイトの子といろいろ漏れのことを品定めしていたらしい。
経過は省くけど、結局、漏れとヒロミは付き合うことになった。しかしそのバイト先では未だバイト同士で付き合うケースがなかったらしく、ウルサイ社員がいたことからも、漏れらは付き合っていることを内緒にした。
そんな状況の中、社員を巻き込んだ大々的な飲み会が催された。1次会でたらふく飲んだ漏れらは、特に人員落ちすることもなく、そのまま2次会のカラオケボックスに突入。やんやの大騒ぎ。大勢で狭いボックスにひしめき合うもんだから、ソファは満杯。
ヒロミはその日、ミニスカートを履いていた。女の子を優先的にソファに座らせて、男は床に座り込んでマイクの奪い合い。すると、友人のひとりが漏れにそっと耳打ちする。
「ユウジ、ちょっと見てみろよ。ほら、あっち」
「何よ? どうしたの?