娘を狂わせた息子の巨根を見て甦った過去の記憶・前編
2019-07-20
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娘たちは仲の良い姉弟で、2人は小さい頃からいつも一緒でした。
娘にはお淑やかに、息子には男らしくなってもらいたいと思い、2人にはそれぞれにお稽古事に通わせていましたが、息子のお姉ちゃんっ子ぶりは幼少から少し重症とも言えるほどのシスコンで、私と主人はこの頃から漠然とではありますが、2人のことを危惧していました。
息子はスポーツが嫌いだったわけではないようですが、お姉ちゃんと違うことをするのが嫌で、自分もピアノやバレエを習うと言って聞きませんでした。
とうとう親の方が折れて、ピアノにもバレエにもお姉ちゃんにくっついて通わせ始めると、息子は驚くほど器用で、あっという間に娘より上手になってしまいました。
ピアノの先生には10年に一度の逸材かもしれないとまで言われ、親の期待は高まりましたが、娘がお稽古事を辞めてしまうと、どういう訳か息子の方も憑き物が落ちたようにお稽古に通わなくなりました。
それでも姉弟仲が悪くなったというわけではなく、結局のところお姉ちゃんのすることを弟も必ずしたがるということの繰り返しでし