巡る厚意
2011-09-19
234 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2007/08/29(水) 07:20:20 ID:VYXdz2Zj
学生時代、貧乏旅行をした。帰途、寝台列車の切符を買ったら、
残金が80円!
もう丸一日以上何も食べていない。
家に着くのは約36時間後…。
空腹をどうやり過ごすか考えつつ、
駅のホームでしょんぼりしていた。
すると、見知らぬお婆さんが
心配そうな表情で声を掛けてくれた。
わけを話すと、持っていた茹で卵を2個分けてくれた。
さらに、私のポケットに千円札をねじ込もうとする。
さすがにそれは遠慮しようと思ったが、
お婆さん曰く、
「あなたが大人になって、同じ境遇の若者を見たら
手を差し伸べてあげなさい。
社会ってそういうものよ」
私は感極まって泣いてしまった。