見せたがりな女子高生・第1話
2016-09-21
この体験談は約 7 分で読めます。
「じゃあ、あとは私が鍵かけてやっておくから・・・」
「お願いね。あんまり根を詰めちゃだめだよ」
「う、うん・・・」
美術部に所属している私は、今日も文化祭に展示する絵を仕上げる為に、1人居残っての絵描きを始める。
もう校内には完全に人が残っておらず、顧問から預かった鍵で玄関を開けて帰るようになってるので外から生徒が来ることもない。
巡回の先生や用務員も決められた時間でしか来ないので、時間さえ知れば何でも出来そうな状況である。
だからと言って悪い事をする気もない。
ただ、少しいけないことをするくらいなのだ。
文化祭に展示する絵を少しだけ描いて別のキャンバスを用意をする。
あと全身を映す鏡をキャンバスの前に持っていくと私の秘密の絵画の時間が始まる。
そう、実はみんなには内緒で自分の裸婦像を描いていたのだ。
初めは息抜き程度の軽い気分で描いてみたのだが、気が付くと裸婦像を描くことがメインになってしまった。
鏡をセットし終え