1人でタイの子どもたちに勉強を教えている日本人女性と

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2022-04-03

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毎年、東南アジアの学校に家電を送ったり取り付けたりしていた。

去年、ある日本人が建てたタイの学校へ、エアコンを取り付けに行った。
市街地から1時間、道の悪い山間部を行き、辿り着いたらそこに日本人の女性がいた。
憲子さんという35歳の女性で、彼女が校長で授業もしている。
生徒は身寄りがない子で、みんな学校の隣にある建物に住んでいる。
新しく寄付で建てられた校舎と宿舎にエアコンを取り付けに行った。
エアコンを取り付けると生徒は歓喜していた。
涼しい風が蒸し暑い部屋を冷やした。

しかし、憲子さんが住んでいる建物にはエアコンがない。

「風もあるし、私は窓を開ければ大丈夫」

彼女はそう言うが、それはちょっとと社長へ直談判。
口が上手い同僚が、「山奥で日本人の女性がたった1人で学校を開いている」と話すと即オッケーになった。
しかし、日本からの配送だと2週間はかかる。
どうしようかと思ったら、社長の知り合いがタイに住ん


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