どす黒い欲情と愛する妻ゆかり・前編 ~第五章~

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2014-03-19

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翌日から、私は何も無かったかのような顔をして仕事に出ました。
でも、心の中はどす黒い欲情に完全に支配されていたのです。

妻がKとどのような時間を過ごしているのか・・・。

それだけを妄想しながら時間をやり過ごしていたのでした。

私は、ハワイに着いたら、妻はすぐにでも電話をしてくれると思っていましたが、なんの音沙汰もありません。
やっと、二、三日もしてから、深夜に突然、妻から電話が掛かってきました。

「あなた、ごめんね。連絡しなくて」
「どうしたんだよ。酷いじゃないか」

「彼が電話させてくれないの」と言って、妻は声を詰まらせました。

「今は大丈夫なのかい」
「彼、シャワーを浴びてるの」

「シャワー?」
「うん・・・。出てきたら、求められると思うわ」

私が、言葉を失ったとき、妻は「ごめんね。彼が出てきたみたい。もう、切ります」と言って、一方的に電話を切りました。

私は受話器を握り締めたまま立ち尽く


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