殺処分免れた保護犬たちの「幸せ」の形
2013-09-19
殺処分免れた保護犬たちの「幸せ」の形…無理な繁殖、声帯切られ、散歩も知らなかった過去乗り越え
2013.9.19 07:00
素人による繁殖の犠牲になったのではないかと推測されるアンジェラ(雌)。めずらしい雑種として繁殖犬としてのみ使われたようで散歩やおもちゃを知らなかったが、今では楽しいことを一からたくさん覚える日々を過ごしている(CLUB WAG提供)
保健所などに持ち込まれ、その後新しい飼い主に引き取られた「保護犬」と、その新しい飼い主たちとの姿を写した写真展「ひとつの命 それから」が、京都市内のギャラリーで開かれ、高い評価を得た。飼い主である人間の都合で厄介払いされたり、捨てられたりした「不幸な過去」を持つ犬たちが、ようやく見つけた「幸せ」。そんなシーンの数々が共感を呼んでいる。写真展開催に尽力した女性は「保護犬について知ってもらうきっかけになれば」と話している。
人気犬種の悲しい現実
9月3~8日に行われた写真展を企画したのは、犬について学