中学時代の同級生と40年越しの恋を実らせて

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2021-08-29

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24歳になる娘が、「結婚したいの」と申し訳なさそうに言ってきた。
バツイチで52歳の俺を1人にしたくなかったのだろう。
でも俺は、離婚以来10年間、職場のパートさんを摘まみ食いしたりして、そこそこヨロシクやっていたから、娘の結婚に反対する気はなかった。

後日、俺たちは両家で顔を合わせたが、相手の家もバツイチの母子家庭だったが、思わず相手の母親と見つめ合ってしまった。

「もしかして・・・ヒロシ君・・・」

「ツグミちゃん・・・」

中学のときの同級生だった。
ツグミは大人しくて目立たない女の子だったが、卵形ののっぺりした顔が幼気で可愛かったから、ちょっと恋心を抱いていたことがあった。
52歳になったツグミにもその面影があり、清純そうな可愛さが残っていて、俺はいい年をしてときめいてしまった。

「お父さんたち同級生だったんだ。ツグミさんって可愛らしい女性ね」

「中学の時は、大人しくて目立たない子だったな」

「ふーん・・・ちゃんと覚えてるん


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