ブラコンな友人の妹にめっちゃ懐かれて・後編

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2020-06-04

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そんなこと考えてるとツンツンが止んだ。

(気が済んだかな?)って思って少し安堵。

妹「寝てるの?」

ぽそっと妹ちゃんが呟いた。
Mはイビキをかいてる。
まさか寝てないなどとも言えないのでそのままスルー。
妹ちゃんが動く気配がしたから、やっと解放されるって思った。
でも、その考えは甘かったらしい。
立ち上がってから妹ちゃんはそろりそろりと俺の向いてる側に歩いてきた。
俺はというと、なんかホラー映画でも見てる時くらいドキドキしてた。
ドキドキっていうよりヒヤヒヤかも。

一瞬、風を感じた。
妹ちゃんが顔を近づけたんだと思った。
めちゃくちゃドキドキしてるし、変な期待もしちゃうし、Mも隣にいるし、なんだか物凄く時間が長く感じた。

妹「俺くん・・・好き・・・。ごめんね・・・」

耳元でひっそりとそんなことを言われた。

(なんでごめんなさいなんだ?しかも「好き」って・・・)


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