白いワゴン車の男たち

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2014-11-22

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中学生のときの話です。

真夏の21時過ぎ・・・塾の帰りでした。
制服姿で自転車をこいでいると、白いワゴン車が速度を落として近づいてきて「お嬢ちゃん、駅までの道を教えて」と、窓を開けて三十代くらいの男の人が声を掛けてきました。
教えてあげようと思い車に近づくと、突然扉が開き、私は後ろから羽交い締めにされて車内に連れこまれました。

「いやああっ!」

あまりの恐怖に声を出して暴れると、お腹を思い切り殴られて口を押さえられ、包丁を突きつけられました。
殴られた恐怖と包丁に頭が真っ白になり、声も出ずに私はひたすら震えていました。
後ろの座席には私を挟んで二人の男が座っており、顔は暗くてよく見えませんでした。

「大人しくしてれば生きて帰してあげるよ」

一人の男に目隠しされ、抱き上げられ、膝に座らされました。

「可愛いね、中学生?まだ処女かな?」

耳元で囁きながらブラウスの上から円を描くように胸を触ってきます。
怖くて震えが止まり


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