先生との思い出が詰まったレオタード
2020-07-27
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私は高校生のとき新体操部に所属していました。
田舎の女子高で、部員は私1人だけ。
廃部の話もあったのですが、大学を卒業したばかりの先生が顧問になってくれて、なんとか存続できました。
でも彼は新体操について何も知らない人でした。
こんな人が顧問になったと知ったとき、私は不安になりました。
でも新体操のことを一生懸命に学んでくれて、6月くらいには、もう立派な熱血コーチ(笑)のようでした。
私はそんな彼のことが大好きでした。
でも、それは尊敬の意味の好きで、恋愛の好きではありません。
そんな私の気持ちも少しずつ変わってきました。
秋の遠征大会の前に、こんなことがありました。
ひとつ前の大会で私は足を痛めてしまいました。
何か月もずっと練習してきたので私は続けたかったです。
でも彼は、「大会よりも君の足のほうが大切だ」と言って、急いで病院に連れて行ってくれました。
結局大会は欠場になってしまいましたが、彼が私のこ