有名人官能小説 杏さゆり
2006-09-15
「あれっ、慎吾の姉キってこの人?」
部屋飲みで友人の部屋に来ていた俺は、テレビの上に飾られた写真立てを見て尋ねた。とても仲良さげに肩を組んでいる。
「あぁ、この部屋の家主だよ。俺は居候」「マジ!?結構綺麗じゃん」
「確かに、正樹のタイプな顔だよなぁ」「いやいや、そんなんでもないけど」
そう、確かにど真ん中ストライクだったわけ。それにしても、まさかこんなヤツの姉キが…
「お前だから教えてやっけど、俺の姉ちゃん、グラビアとかに出てる杏さゆりなんだよ」
「うそっ!?」俺は素っ頓狂な声を上げていた。確かに似てはいるが…
「マジだって。今日も確か撮影だとか言ってた」「うへぇ…マジかよ」
「まあ、俺と姉ちゃんは腹違いなんだけどな」
確かに…この不細工な友人とあの杏さゆりがまともな姉弟なものか。
「酒切れたから買ってくる。正樹は他になんかいるか?」「あぁ…タバコ」&