年上の幼馴染に童貞を卒業させてもらった・後編

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2021-11-17

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深夜1時。
廊下に頭を出した。
シーンとしているが、何か聞こえた。
たぶん親父のいびき。
抜き足で玄関へ、時々ミシッと音を立てる廊下に焦りつつ裏口から出た。
月明かりの中、まるで泥棒の気分。
北国の寒さは半端じゃない、服だけで出たことを後悔した。

「遅かったね~」

真澄ちゃんは笑顔で迎えてくれた。
時計を見ると1時半。
どうやら部屋から出口まで20分もかかったらしい。
ガタガタ震える俺を見て、「上着を着て来なかったの?」と驚いていた。
居間に通されるとストーブの前に座り込んだ。

「はい、これ」

用意されたコーヒーを飲みつつ、お互い大笑い。

「隣って言っても、それは風邪引くよ・・・」

田舎なので敷地も広い。
必然的に寒空をそこそこ歩くのだ。
しばらく他愛のない話をしていたが、真澄ちゃんが近寄ってきた。
誰に見られる心配もないので長くキス


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