ありがとう…カオリ
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俺が大学生だったころ、カオリという娘と付き合っていた。4年で国家公務員試験に受かり浮かれていた。
ゼミで知り合い大学生にありがちなコンパで酔った勢いで付き合ったようなパターンだった。カオリは一流企業から内定を貰ってはいたが国試に落ちていて、進路をどうするか悩んでいる時期だった。
俺はというと母子家庭に育ち奨学金で国立大学に入ったはいいが、バイトの掛け持ちと病弱な母の看病と勉強で4年間、否、高校時代を含めて7年近くを過ごしていた。そんな中で出来た初めての彼女がカオリだった。自慢出来る出会いではないが、それでも俺的には幸せだった。
カオリは見た目はちょっと小西真奈美を色っぽくしたような感じで、
笑うと小さくなる目と、白くてきれいな足が好きだった。
俺にはちょっと変態ぎみの趣味があって彼女が寝てしまったあとパジャマをまさぐってかってに愛撫し始めるのが大好きだった。カオリの「ダメ〜」という甘い声に欲情して、黙々と身体を触りまくっていると眠そうな彼女の息がだんだん荒くなってくるのが最高に好きだった。
そのころ俺は塾で講師のバイトをしていた