泊めてくれと姉ちゃんが

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最初は、二年前のことになる。もうみんなだいぶコロナにも慣れてきたころ。
おれは東京の大学に進学したばかりで、まだ童貞だった。
明日は休みという日の夕方5時くらいに、姉ちゃんから電話かかかってきた。
「いまどこ?」
姉ちゃんは大学三年で、地元の大学に通ってた。
「アパートだけど」
「きょう姉ちゃん泊まっていい?」
突然なんで驚いたけど、声の調子は切羽詰まっている感じで、何か困ったことが起きているんだろうとは思った。
「いいけど、どうしたの?」
「リコとマウスランドに来てるの」
リコっていうのは、姉ちゃんの中学時代からの親友だ。リコさんも地元にいる。
「リコと一緒に、ここのホテルに泊まることになってた。リコの親は、わたしと行くんならいいって許してくれた。だけど、リコの彼氏が急に来られることになって、三人で遊んでたの。そしたらリコは、ごめん、今晩なんとかしてって。ふたりにさせてって」
「それって、最初から計画的なんじゃないの?」


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