ヒガンバナ 1 ~従兄妹姦通~
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墓地に向かう途中、小さな川のほとりを100mくらい歩いた。そこには無数の曼珠沙華が真っ赤に咲いていた。従妹の真紀と手を繋いで曼珠沙華に囲まれて歩いた。
盆と正月と春秋の彼岸、年に4回会う真紀ちゃんは2歳年下、俺をお兄ちゃんと呼んで慕っていた。いつも一緒にお風呂に入り、本家の2階で仲良く寝ていた。でも、成長するにつれあまり本家に泊まる事はなくなり、会うのは年1回、お盆だけになっていた。
俺が東京にある大学へ進学して2年目の秋、真紀から電話があった。
「お兄ちゃん、私、今度○○大学の推薦入試受けるんだ。受験の時、泊めてくれる?」
「ああ、構わないよ。」
その時付き合っていたOLさんとは専ら彼女のマンションでセックスしていて、俺のボロアパートに来る事はなかった。もっとも、付き合ってるといっても俺はOLさんの遊び相手、若いセフレに過ぎなかった。
俺は真紀の従兄と言う事で信頼があったのか、叔父はよく20歳の男の一人住まいに18歳の女子高生を預けたものだと思った。久しぶりに見た真紀は清純な乙女だった。大事な受験生、俺は邪念を振り払って