どす黒い欲情と愛する妻ゆかり・前編 ~第四章~

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2014-03-19

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翌日、私が一足先に私たち夫婦のマンションに疲れきって帰ったあと、夕方になって妻も帰ってきました。
例によって私は、妻たち三人がブランチに出掛けた隙にマンションに戻っていたのです。

「クラス旅行はどうだったかい」と尋ねる声がぎこちないのが自分でも分かりました。

「え?ええ、楽しかったわ・・・」

妻も私の顔を正視できない感じです。

「ごめんね。寂しい思いさせて」と妻は言って、私にぎこちなくキスをすると、「夕食の支度するね」と言ってキッチンに立ちました。

日曜日の夕方、いつもなら、もっと会話が弾むのに、重苦しい雰囲気です。
私は、妻が料理をしている様子を窺いましたが、なにやら思い詰めているようです。
私は、悪い予感がしてきました。

やがて、料理がテーブルに並び二人で食事が始まりました。
私は探りを入れるように、妻が行ってもいない旅行の様子を尋ねます。
妻は作り話でもして旅行に行った感じを取り繕うかと思ったのですが、私の予想に反して、


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