両親が留守の間に双子の妹と
2019-07-28
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「ふわぁ~、んだぁ?もうこんな時間か」
まだ寝たいのにと思いつつもしぶしぶ起きる。
あ、自己紹介が遅れた。
俺、啓(仮名)。
普通の平凡な高校1年生だ。
お母さんとお父さん、あと兄妹が1人いる。
はっきり言って普通の家庭だ。
起きたのは7時。
はっきり言って眠い。
「お~い啓、起きた~?」
名前を呼び捨てしているが、彼女じゃありません。
母でもなく父でもない。
じゃあ誰かって?
双子の妹です。
名前は香織(これも仮名)。
やさしい子です。
そして可愛いです。
「お兄ちゃん」って言ってくれると嬉しいんだけど、「だって同い年じゃん」って言われて却下された。
俺が先に生まれたから兄だそうだ。
「目は覚めたよ。まだ着替えてないから出てってくれないか?」
パジャマの第1ボタンを外しながら言う。
「はいはい。もうご飯出来て