職場の可愛いバツイチさん・第3話

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2014-12-09

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翌日、休もうかと思ったがなんとか職場に行った。

遅刻ギリギリに事務所に入る。
所長は居なかった。
今日は終日出張で職場には来ない予定になっていたのを思い出した。
同僚たちに軽く挨拶をして、普段の日常と同じように装い朝礼に向かう。
短い廊下の反対側からパートさんたちも歩いてくる。

はっきりと見たわけじゃないが、視界の端でみどりさんが居るのも分かった。
少し安心した気持ちになった自分に戸惑いを覚える。
チラッと見るとみどりさんはこっちを見ていた。
俺は慌てて下を向き、パートさん達の挨拶にそのまま応える。
みどりさんはすがるような目をしていた気がした。

結局その日はそのまま顔を合わさず、パートさん達が帰る午後2時が過ぎ、俺も夕方には仕事を終えた。

車で帰宅中、一日ぶりに携帯の電源を入れた。
数分後、電話が鳴る。
やはりみどりさんだ。
俺はまだ電話に出る勇気がない。
そのまま


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