県道の脇に“落し物”の様に転がっていた泥酔女

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2018-03-06

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土曜の夜の明け方近く、けど空はまだ暗い時間帯だった。
俺はひとりクラブで踊り明かし、ナンパは不発に終わって、悶々とした気持ちのままバイクで家路に向かっていた。
その時間でも割りと車の往来が多い県道を走っていた。
若い女がうつ伏せで横たわっている姿が、通過したばかりの俺の視界に飛び込んできた。
一瞬迷った末、10メートル先くらいでバイクを脇に止めて女に近づいてみる。

まさに、そこに女が落ちていた、という感じ。
歩道の縁に腰を下ろした後、横に倒れたのだろう、つっぷすように蹲った姿勢で眠りこけている。

ウェーブのかかった長い髪に隠れて顔はよく見えないが、ブルーのノースリーブ、細身のジーンズ、ハイヒール、足指先のペディキュア・・・24、5歳くらいだろう。
やや派手めな感じにそそられる。
脇にはブランド物のバックが無防備に口を開いたまま転がっている。

「ねえ、大丈夫?」

親切めかして声をかけながら背中を擦ったり揺すぶってみる・・・反応なし


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