愛したひとが実の妹だった ~サスペンス編~

開く
2007-08-21

1ヵ月後、計画を立てていた『その日』が来ました。
貴裕と綾香さんは、一緒に貴裕の故郷に向かいました。
まずは地元のチョコレート屋に立ち寄り、綾香さんが大好物なチョコレートアソートをお土産に買っていくことにしました。
小さなプラスチックのカプセルに入ったチョコレートです。

貴裕は、
「ガチャガチャのカプセルみたいなこんなのが、なんでこんなに高いんだ?」
と不思議に思うくらい、高級なチョコらしいです。

そして予め手配しておいた新幹線の切符を握り締め、列車に乗ります。
田園風景を眺め、貴裕はまず英子さんに何を話すか、じっと考えていました。



家につくと、貴裕の妹の早紀ちゃんが出迎えてくれました。
「おかえりなさい!ひっさしぶりだねー!」
相変わらず早紀ちゃんはハイテンションだったそうです。
綾香さんは、この子は自分の妹なのか、姉なのか、、、ちょっと複雑な気分で挨拶を交わし

お勧めの体験談