妹がヤクザの奴隷に堕ちていた・第4話[完]
2020-04-03
この体験談は約 13 分で読めます。
<13>
「由紀、どうしたんだ?!」
姿が見えないことで、より一層の焦りと苛立ちが募ります。
「・・・あ、あのね、お兄ちゃん、今友達と一緒で、んっ・・・ふぅ、だから、あの・・・」
妹はハッキリしない口調で私の問いかけに答えようとしますが、すぐに言葉にならず、熱いため息に変わってしまいます。
「由紀!何があったんだ!?そばに誰かいるのか?」
「えっとね、ん・・・あんっ!だめっ!」
もう間違いありません。
妹は近藤と一緒にいるのです。
いえ、それどころではなく、今まさに近藤の手によって無理やり身体を開かれようとしているのです。
「ん・・・あのね、今友達と一緒にいて、その子が呼んでるから、あっ・・・また後にしてくれない?」
そんな妹の言い訳など信じられるわけがありません。
私だってそこまで馬鹿ではないのです。
「由紀、今どこにいるんだ?」
「えっ、今?あのね、今は駅前の商店街だよ」
妹