一人称が『ボク』な幼馴染との馴れ初め

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2020-01-01

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俺の自宅の隣には、『S子』っていう同い年の女が住んでいる。
当然お隣さんだから家族同士の付き合いもあり、俺は幼稚園の頃からS子の家で遊んだり、S子が家に来たりもしていた。
小学校低学年まではよく喋ったりしていて仲が良かったと思うのだが、小学校高学年になった頃からS子は、突然自分のことを、「ボク」と言うようになった。
S子の親も頻繁に注意をしていたのだが、中学に入ってからも自分のことを「ボク」と言っていた。
どうやらS子の好きなアニメか漫画のキャラの影響らしいのだが、俺はそれが気持ち悪かった。

中学に入学する頃にはすっかりS子とも話さなくなっていた。
S子が「ボク」と喋り始めてから、周りからオタク扱いされるようになったからだ。
しかし、家が隣同士なのもあって、完全に関係は切れたってわけじゃなかった。

中3の冬休みの頃だった。
当時、受験勉強が追い込み段階だった俺は、ストレスが物凄く溜まっていた。
毎年、大晦日の日には、S子の家族と俺の両親とで


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