居酒屋でナンパした彼氏持ちの美人OL
2016-10-16
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スマホのバイブ音で目が覚めた。
一瞬でハッキリと頭が働くんだけど、体がどうしても重たい。
仰向けに寝ていた俺の傍らで、背中を向けて身を屈めるようにして眠っている菜摘のキレイな髪の毛を見つめる。
(ええぇ、と・・・合計何回だっけ?)
頭の中で昨夜の出来事を振り返る。
仕事上の飲みを早々に切り上げた後、居酒屋で菜摘に声を掛けて連絡先を交換した。
次に行ったダーツバーで菜摘と知り合い、そのまま非常階段で1回。
(そうだ、菜摘とは明日ランチ行く約束してたっけ)
その後、終電に乗り遅れた菜摘と落ちあい、一軒寄った後にうちに連れ込んで・・・2回。
バスルームでは口でイカされたなぁ・・・。
充電のケーブルに刺さった菜摘のスマホは未だ断続的な振動を送っているけど菜摘は一向に起きる気配を見せない。
小さな寝息とともに微かに肩が上下してるだけだ。
後ろから覆いかぶさるように菜摘を抱き締める。
「菜摘ちゃん、おはよう。電話鳴っ