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美香さんと知り合ったのは仕事関係の大きな忘年会だった。席が隣で話していくうち大学の後輩ということが分かり週末、夕食を食べることに。
 美香さんは20代後半で秘書をしているということ。

 当日、京都駅横のセンチュリーホテルで待っているとフォーマルな服装で彼女がやって来た。さっそくイタリア料理を食べ、意気投合しショトバーを2,3軒回って出た頃には深夜。
 僕も彼女も京都市内では、ないので泊まることに。さっそくホテルに電話をしたところどこも満室状態。
 けれどファッションホテルに泊まろうとも言えず、悩んでいると、急に彼女が「私の友だちのマンションに泊まる?」と聞くので、すかさず「そうやね」と答え向かうことに。

 迎えてくれたのは、少し大柄で愛想のよい友人。
 3人で話したりした後、小さなベッドの横に布団をひいてもらい、なぜかひとつの布団で美香さんと寝ることに。

 しばらくするとベッドで寝ている友人から寝息。僕はそっと手を美香さんの手にふれると、彼女はゆっくりと確かめるように僕の手を触りだした。
 僕は彼女の


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