忘れられない母の還暦祝い

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2014-03-23

この体験談は約 4 分で読めます。

還暦を迎えた母と初めて関係を持った時の告白です。

僕は父を幼いときに亡くし、母が再婚もしないで、洋裁店を切り盛りして、僕を育ててくれました。
そんな母が、もう60歳になりました。

母に「還暦のお祝いは何がいい?」と聞くと、「別にいいのよ、翔ちゃんのその気持ちだけで・・・」と遠慮して何も欲しがりませんでした。

「人生で大切な還暦のお祝いなんだから・・・。それじゃあ温泉にでも行って、のんびり、美味しいものでも食べようか?」

「まあ嬉しいわー、温泉旅行なんて、久しぶりだわー」と、とても喜んでくれました。

現地ではのんびりできるように、混雑を避けて、平日、職場に代休をもらって、母と二人で2泊3日の温泉旅行に出掛けました。
予約は入れていましたが、最近注目を浴びている温泉地のために、平日にも関わらず、団体の観光客でいっぱいでした。

宿では最上級の料理を並べてもらって「今日は60年に一回の還暦のお祝いだから、二人で飲めるだけ飲もうよ」と、その夜は、かなりのお酒を楽しみました。


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