「続きは明日ね」と痴漢に言われて・・・

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2015-09-02

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仕事で疲れた体を引きずるようにしていつもの車両に乗り込む。
社会人になって3ヶ月・・・、毎日の帰宅ラッシュにもそろそろ慣れ始めてきていた。
車内に入って正面の開かないドアの脇に立つ。
そこがいつもの私のポジションだ。
完全に許容量をオーバーしている電車のドアが無理矢理閉められ、ゆっくり動き出す。
普段と変わらない日常。
帰ったらシャワー浴びてビール飲んでご飯食べて寝よう。
そんなことを考えていたら、ふと背後に妙な違和感を感じた。
お尻に何かが触れる感覚・・・、人の手だ。

(・・・ち、痴漢!?)

思わず体が硬直する。
見知らぬ男の片手が、柔らかく包み込むように私のお尻をスカート越しに撫でている。
明らかに気のせいなんかじゃない。

(どうしよう・・・怖い・・・気持ち悪い・・・)

私は視線だけをそっと動かして下を見た。
男は片手でお尻を撫で、もう片方の手に持った鞄を私の体に密着させている


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