アメリカの田舎町で出会ったビッチなマリー・後編

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2019-09-22

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最後の夜、俺は普通に働いてた。
でもバドは、「店は終わりだ」と看板を消した。

「お前は帰れ」と言われて、礼を言って帰る。

綺麗に畳んだ制服。
皆に挨拶して俺は宿へ向かった。
1時間後、帰り支度をしてると店主が部屋をノックした。

「餞別だよ」

今まで払っていた宿代に近い金額を裸のまま寄越す。

「でな、ジャパニーズ。お前をバドが呼んでるから店に行け!」

店主と一緒に店に向かう。
店の扉を開けると急に電気がパッパッと一斉に点き、色んな常連客、マリー達、常連のロリンズとダニー、キャシディとアニー従業員のトニー、そしてバド。
みんながクラッカーを鳴らしながら何か言ってる。
さよならパーティだった。
ケーキみたいなデカいクッキーには・・・。

『俺たちは兄弟だ。忘れるな』
『また帰って来い。いつでも歓迎する』

と、チョコレートで書かれていた。
俺は思わず泣いてしまった。


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