雨の日に家出した女

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2013-12-21

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今、目が覚めて外を見たら、まだ雨ですね。

思い出しちゃうんですよね。

僕は昔、貧乏暇無しで仕事をしてました。
その仕事の帰り道の夜、ずぶ濡れの女が歩いていて、見れば痣はあるし服はボロボロ。
なんもないボロアパートで風呂と服を貸してあげた。

「何でもするからここに置いて・・・」か。

訳も話さないし、どうせ寝るだけの部屋だから承諾した。

あまりにも家事をこなすから金髪だけど悪い娘じゃないし、ゆっくり話をしたんだ。

同い年の23歳、家は義母の言いなりの馬鹿親父で、義母の虐めにも知らん顔。


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