酔った勢いで同じマンションのOLと・前編

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2015-05-07

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珍しく仕事が午後7時という異例の早さで終わった俺は、自宅へ戻った。
最寄り駅に着き、近くの店で夕食を買おうと入ろうとしたとき、いきなり後ろから、「こんばんは、Tさん」と肩を叩かれた。
K子だった。
髪を上げ、白いニットを着た彼女は、どこかの新妻さんという感じだった。
日曜日はお互いジャージにジーンズという格好であり、妙にドキドキした。

俺「こんばんは、先日はどうも・・・、お買い物ですか?」

K「今晩のね」

俺「まだやったら一緒にどうですか?」

K「えぇんですか?」

俺「高いのはあかんでぇ(笑)。イタメシでえぇです?」

K「おまかせぇ(笑)」

ということで、駅近くに新しくできたイタメシ屋へ行った。
混んでいて、カウンターの隅の方へ。
店では隣に座り、話を盛り上げてまるで恋人気分である。
仕事の裏話や愚痴や、自分たちの出身地(K子は他の地方出身。どうりで関西弁がたどたどしい)の話。


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