Tags
冬になると毎年決まって思い出す黒歴史がある。知り合い宅に数泊してスノボを楽しんでた時期があって、友達の友達とか、直接的に知り合いじゃない人達もいて楽しく過ごしてた。
そんな知り合いの中にめっちゃ可愛い彼女を連れたメンズがいましてね。俺以外もほぼほぼ言ってたけど、なんであの彼女がいるのか不思議・・・ってタイプのメンズ。
その彼女ってのがマジでめっちゃ可愛くてさ。人生で初めて一目惚れしちゃったレベルです。性格も可愛くて愛嬌があって、羨ましくて仕方がなかった。
面白いのは、集まってるメンバーによって、飲んだり飲まなかったりすること。ちょうどその彼女と会うタイミングで、毎回誰も飲まない事が多かったんです。だからあんまり喋る事もできず。
なのでやっと飲んでガヤガヤできるタイミングにあえた時はめっちゃ嬉しかった。
さすがにスノボで疲れてるから、しかも既に温泉にも入ってるので、軽く飲むだけで眠気が増す。わりと酒に強い俺でも酔うというより睡魔が凄かった。
ちょっと広めの和室でグダグダになりながら飲んでた。もちろんお目当ての彼女とガッチリお
内定も決まってバイト三昧だった10月。
同じような立場の学校の友達から夕飯の誘いが来た。
多い時は週に5日とか会ってたから、まぁその日も特別な意味もない。
連絡入れて友達4人でメシを食いに行き、ついでに軽く飲んで22時頃帰ろうとした。
駅へ向かって歩いてると、友だちの中の一人「萩野」ってのが電話をしてた。
とある友達にゲームを返せとか言われてたっぽい。
「分かったよ、今から持って行くよ、分かったって」
ちょいキレ気味な萩野は電話を切り、俺に付き合ってくれと頼んできた。
電話の相手は井上っていうイケメン君。
二人じゃ遊びにはいかないけど・・・レベルな友達。
でも萩野が言うには、俺がいると態度が違う、という。
どうせウチからチャリで20分ほどの距離だし、付き合ってやるかぁ~となった。
いったん各自帰宅し、俺はチャリで井上が住むマンションへと向かった。
ちょっと遠い萩野は20分ほど遅れて到着。
でも手にはビールやらワインやらがあって、俺と井上への気