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俺が31歳当時に働いていたガソリンスタンドに黒塗りのY33型セドリックでしばしば来店するキリリとした容姿&服装の女性客がいた。
その名は石関園子さん(仮名)で、なんとなく演歌歌手の坂本冬美と元アナウンサーの畑恵を足して2で割ったような(?)顔立ちである。
男顔負けの威厳を放つスラリとした大人っぽい女性で、俺もしばしば高額洗車やオイル交換などを担当した事もある。
そんな彼女は意外と近所にお住まいのようで、いきつけのスーパーや図書館などでばったりお会いする事があった。
私生活ではノーメークで、ジーンズに白いスニーカーの服装がとてもカジュアルに似合っている。
食材のたくさん入った買い物袋を下げて歩く姿もまた家庭的に映る。
ある日仕事中、無言で彼女の名刺を渡され、裏には手書きで何と彼女の携帯番号とメッセージが記入されていた。
「○○さん(俺の名前フルネーム=多分名札を見て知ってるんだろうな)、今週末金曜日の夜に××でお食事しましょう」と…。
上司に見つからないように休憩時間に僕の財布にこっそりと仕舞
酔っ払った勢いで書いてみる。
いろいろとフェイクも入れるのでご了承下さいな。
約10年ぐらい前の話。
学生だった俺は一人暮らしで、夜な夜なネットを楽しんでた。
チャットしてたりスカイプで喋ったり。
下心は確かにあったが、ナンパとかできる性格でもない。
だから暇を潰してるフリをしつつ、会った事もない女の子と会話を楽しんでた。
多くは地方の子で、10代の子から30代の人妻までいた。
中でも日本一大きな山がよく見える地域に住んでた10代の子と仲良かった。
仲が良かった・・・厳密に言えば愚痴を聞いてあげていた・・・だけかも。
彼女には付き合って4年という同級生の彼氏がいた。
その男がまた遊び人で、数ヶ月に1回は浮気をするダメ男だった。
バレる度に修羅場となり、毎回俺が愚痴を聞いてなだめてあげていた。
そんな事を繰り返していると、俺だけは100%信用できると言ってくれるまでに。
俺は当初から自分の事をブサイクだからと伝えていた。
2人の女の子