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同じ中学だったメグを俺は1年の頃から好きだった。スラッとした高身長にお嬢様のような清楚感。頭も良くて男女ともに人気のある子だった。だから俺なんて相手にされない、そう思って諦めてた。
なんせ中1の俺は身長が150㎝もなくガリヒョロ。運動も苦手で、運動会ではいつもビリを争ってたような男。スクールカーストでは明らかに最下層グループ。
でも成長期が始まり、中3の頃には170㎝を越えていた。そのままゆっくり伸びていき、高3で成長がほぼ止まる頃には182㎝まで伸びてました。だから中学時代はずっとカカトや腰などが痛い記憶ばかり。
妙なことに、身長が伸びてくると女子の反応も変わってくる。ヒョロガリだった体型も細マッチョみたいに変化してきて、色気づいた俺は流行りの髪型にしたりもして。
あ、そうそう、わりと非エロなので、好みじゃない方はスルーして下さい。
でもメグと釣り合うとは思っていなかったので、何事もなく高校生になっていく。そんな俺をお天道様は見てくれてたんだな。ムリかな~って思ってた高校に合格しちゃったんです。
しかもそこにはメグも。と
彼女がバイト先にやってきたのは昨年4月の終わり頃。「おぉ~~」って内心声が出そうになったぐらいドンピシャで好みな顔だった。吉岡里帆っぽいタイプ。俺以外のバイト(男女)も全員「美人だ」と認めるほどの美形。だから当然のように彼氏がいた。
彼女は地方出身で、地元に高校時代から付き合ってる彼氏がいる。だからいわゆる遠距離恋愛中。
バイトに行くのが楽しみになってきたぞ!って思った矢先でした。コロナの影響で一時的にバイトを削るというのです。すると彼女も「じゃ~辞める」とか。
ちなみに俺は25才のバイトマンw情けないのだが、大学卒業後に新卒で入社したんだが、2年で逃げるように自主退社しちゃった男なのです。実は一部上場の大企業w
常に背後から急かされる毎日に頭がおかしくなりそうだった。家に帰っても休みの日でも、常に仕事が頭から離れず。最後は夢にまで出てきてた。だから本当に24時間仕事してた気がする。
当時付き合ってた元カノに「鬱病になるよ?その前に考えた方がイイよ?」とか言われましてね。ぶっちゃけ元カノは、俺が上司に相談とかして部署を変えてもらうとか